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【体験談】肌断食のメリットややり方、メイク方法や肌トラブル対処法など

最近話題の”肌断食”。興味はあるけれど、実際に効果があるのか疑問に思う方も多いのでは?

「肌断食って本当に効果あるの?」「具体的なやり方や効果が出るまでの期間は?」

今回は、そんな疑問にお答えすべく、肌断食のメリット・デメリットや具体的なやり方、体験談などをご紹介します。

「肌断食」とは?

「肌断食」とは、スキンケアをやめることでお肌を休め、肌本来の力を取り戻すことを目的とした美容法のこと。

ここで、具体的な肌断食のやり方をご紹介します。

「肌断食」のやり方

洗顔・メイクをやめる

本格的に肌断食をする場合、クレンジングや洗顔料、メイク用品、日焼け止めなどの使用を一切断ちます。

洗顔は水またはぬるま湯で行うのみ。お出かけの際は日焼け止めを塗る代わりに日傘やサングラス、キャップなどを代用します。

日焼け止めを塗らなくても大丈夫?

「お肌にとって紫外線は大敵と言われているし、日焼け止めを塗らなくても大丈夫なの...?」

そんな不安を抱える方もいるかもしれません。

しかし、お肌が一番喜ぶのは「何も塗らない」状態。日焼け止めをお肌に塗ることも、結構ダメージになるんです。

日傘やキャップ、サングラスなどの紫外線対策をしっかりしておけば、必ずしも日焼け止めが必須ということもないのです。

折りたたみ式の日傘がおすすめ◎

おすすめの日傘がこちら。日傘忘れた!という事態も避けられますし、バッグに忍ばせておける折り畳みタイプは特に便利です。

スキンケアをやめる

「肌断食」は肌本来の力を取り戻すことを目的としているため、スキンケアも行いません。

化粧水や乳液などを使用せず、どうしても肌の感想が気になるときは、基本的に白色ワセリンのみで保湿します。

ワセリンを使用する際も、黄色いワセリンでなく、純度の高い白色ワセリンを使用するのがよいでしょう。

化粧水を塗らなくても大丈夫?

化粧水を塗らないと、お肌が乾燥してしまうのでは?と不安になる方は多いはず。

スキンケアの際に化粧水や乳液、パックなどつけると、お肌がしっとり潤う感覚になりますよね。

しかし、それは一時的なもの。スキンケア用品がお肌の表面についているためつるつるに思えるだけなのです。

肌断食でお肌本来の力を取り戻す

実際、スキンケアを一生懸命やっているのになかなか肌荒れが治らない、という方もいるのでは?

スキンケアをやりすぎるとかえって過保護になり、お肌が本来持っている機能を弱めてしまう可能性があるんです。

肌断食をすることで、お肌が本来持っている素肌力を呼び覚ます。そんな感覚を持っていただけるといいかもしれません。

軽い肌断食から始めても◎

お肌にとって一番良いのは、とにかく肌に何も塗らないこと。

しかし「いきなりメイクもスキンケアも一切辞めるのはちょっと...」という方もいるのでは?

そんな方は、軽い肌断食から始めるのもおすすめです。

純度の高い白色ワセリンで保湿

スキンケアは保湿をしっかりすることを目的に、成分が多すぎない化粧水と白色ワセリンを併用するのが良いでしょう。

市販で売られているものは純度の低い「黄ワセリン」も多いですが、肌断食中のお肌に使用するなら、純度の高い白ワセリンがおすすめです。

おすすめの白色ワセリンがこちら。

プロペト ピュアベールa

「プロペト ピュアベールa」は、白色ワセリンをさらに精製し、不純物を極力カットした高品質ワセリンです。

他の白色ワセリンと比べてややお高めですが、使い心地と使用後の肌の調子の良さが、他の白色ワセリンと段違いです。

チューブタイプなので、蓋つきタイプと違い容器の中に手を入れなくて済むので、衛生面でも安心ですよね。

Amazonで1000円台で買えることも多く、これ1本でスキンケアが完結するので、コスパはかなり良いと思います。

石鹸で落とせるメイク用品を使用

また、メイク用品は石鹸で落とせるものを選び、普段の洗顔は石鹸で行うとよいでしょう。

肌断食には無添加石鹸がおすすめ◎

クレンジングは肌への摩擦や負担が多くなり、皮脂を落としすぎてしまうため控えるのがベター。

肌断食の際に使う石鹸は、無添加石鹸の中でも「純石鹸」と呼ばれる石鹸の原料のみで作られているものがおすすめです。

おすすめの無添加石鹸がこちら。

ペリカン 無添加せっけん

3個で500円以下で買えるので、洗顔料を買うよりもかなりコスパが良いです。

「しっとり」タイプと「さっぱり」タイプがあるので、肌質や季節によって使い分けるのも良いですね。

石鹸での洗顔ははじめは慣れないかもしれませんが、一度はじめるとさっぱりした洗い上がり感がクセになりますよ。

外出時は日焼け止め+パウダーで仕上げる

外出時の紫外線がどうしても気になるという方は、日焼け止めを塗った上でパウダーを薄くつけるのがよいでしょう。

そうすることでUVカットにつながるだけでなく、外気や花粉による肌ダメージも軽減できます。

NOV UVシールドEX

肌断食の際に使うなら、有名ブランド『NOV(ノブ)』の「UVシールドEX」がおすすめです

SPF50+/PA++++と高い日焼け止め効果がありながら、界面活性剤・紫外線吸収剤不使用(フリー)。

ウォータープールながら石鹸で落とせるタイプなので、お肌への負担も減らせます。

トゥベール ミネラルサンスクリーン

肌断食の際のおすすめパウダーが、『トゥベール』の「ミネラルサンスクリーン」

石けんで落とせるパウダータイプの日焼け止めで、フェイスパウダー感覚で使えます。

こちらも紫外線吸収剤不使用のノンケミカルで、お肌に優しいのも嬉しいポイントです。

お湯で落ちるタイプのマスカラも◎

肌断食中でもメイクをしたいという方は、お湯で落ちるタイプのマスカラを使うのもおすすめ。

中でもおすすめなのが、「CANMAKE」の「オフするんマスカラ」です。

クレンジングをしなくても、お湯だけでするするっと落ちる感じがやみつきになりますよ。

CANMAKE オフするんマスカラ

お湯で落ちるタイプのマスカラはまつ毛が下がってくるのでは?と気になる方もいるかもしれません。

まつ毛パーマをしておけば、その点も安心。ナチュラル感のある目元に仕上がります。

ビフェスタ うる落ち水クレンジングシート

肌断食をやりたいけど、ポイントメイクは続けたいという方は、部分的にクレンジングシートを使うのもおすすめです。

筆者は、メイクをするときは眉毛ペンシルで眉毛を描き、アイラインを目尻にちょこっと、あとはリップを塗っています。

眉毛、目尻、リップの部分メイクのところだけクレンジングシートで落とし、あとはぬるま湯のみで洗顔する形ですね。

こうすれば肌断食を続けながらもポイントメイクができ、洗顔も不要なので安心です。

今までやってきたスキンケアを一気に変えるのは、やはり勇気がいること。

今までのやり方に少しずつ肌断食の要素を加えていくだけでも、お肌への負担を減らしていけるでしょう。

肌断食のメリットは?

健やかな肌に近づける

肌断食のメリットの1つはなんといっても、お肌の調子が良くなること。

お肌のターンオーバー機能が正常化することで肌のキメが整い、ニキビや毛穴の黒ずみの改善効果が期待できます。

時間とお金の節約になる

スキンケアの時間が浮く

また、肌断食には、スキンケアに費やす時間とお金がかからなくなるというメリットも。

スキンケア用品をあれこれ選ぶ時間や、朝晩のスキンケアの時間が浮くため、気持ち的にも楽ちんです。

コスメ代の節約にも◎

また、スキンケア用品は、高いものだと数千円するものも多いですよね。

肌断食では水とぬるま湯で洗うのみですから、メイク用品やスキンケア用品が一式不要になります。

これでさらにお肌の調子もよくなるときたら、一石二鳥どころではありませんね。

肌断食による肌トラブルの対処法

肌トラブルが起きたら様子を見る

肌断食のデメリットとして、お肌の乾燥やニキビ、毛穴の角栓や黒ずみなどの肌トラブルを挙げる方も。

しかし、この肌トラブルを「好転反応(お肌が本来の機能を取り戻す前の一時的な肌トラブル)」と捉える方もいます。

実際、筆者は肌断食を始めて数日間はお肌が突っ張る感じがありましたが、徐々にお肌がしっとりしてきました。

そのまま放置しておけば状態がよくなることも多いですが、効果には個人差があるため適宜様子を見ながら続けるか決めるのがよいでしょう。

また、「好転反応」には科学的根拠は示されていないため、基本的には以下の点を見直してみるのがよいでしょう。

生活習慣を見直す

肌断食の効果は、もともとの肌質やスキンケア、ホルモンバランス、生活習慣、食生活などによって個人差があります。

したがって、肌断食による肌トラブルが気になる際は、以下の点を意識してみましょう。

ポイント

・食事バランスを見直す

・睡眠をたっぷり取る

・腸内環境を整える

・皮膚科など専門医に見てもらう

食事バランスを見直す

基本的に、脂質や糖質を摂りすぎると、皮脂が分泌されやすくなると言われています。

脂っこいものや甘いものを摂りすぎず、バランスの良い食事を心がけましょう。

睡眠をたっぷり取る

また、睡眠時間をたっぷり取ることはターンオーバーの促進やホルモンバランスの調整などに繋がります。

できれば1日7~8時間睡眠を取ることで、肌トラブルが起こるリスクを軽減できます。

腸内環境を整える

便秘などにより腸内環境が悪化すると、自律神経の働きが悪くなり、皮膚の血行が悪くなると言われています。

野菜やきのこ類などから食物繊維を多く摂り、ヨーグルトなどの発酵食品を摂るなどして腸内環境を整えましょう。

腸活(腸内環境の改善)の方法についてはこちらの記事でも紹介しています。

腸活について詳しく知りたいはこちら☆

皮膚科などの診察を受ける

あまりに肌トラブルが改善しない場合は、皮膚科などの専門医に見てもらうのもおすすめ。

お肌のキメの状態などを見てもらうことで、改善を実感し肌断食を続けるモチベーションになる場合もあります。

肌断食のやり方を見直す

肌断食を始めてから肌荒れが気になるようになったという方は、肌断食のやり方を今一度見直してみましょう。

たとえば、保湿の際に使うワセリンは、塗りすぎてしまうとニキビの原因となるアクネ菌が増殖しやすくなることも。

塗る量を減らしたり、いったん塗るのをやめてみることで、改善するかしばらく様子を見てみるのもよいでしょう。

肌が荒れてしまったから肌断食は合わない!とすぐ決めてしまうより、まずはやり方を見直してみるのが良いかもしれません。

肌断食に向いていない人

極度の乾燥肌の人

肌断食の効果には個人差があると先程お話しましたが、極度の乾燥肌の方の中には、肌断食が合わない方もいるかもしれません。

合わないと感じた方は思い切って肌断食をやめるか、シンプルな化粧水のみを使うといった方法に変えてみましょう。

オイリー肌の方はスキンケアが要らないことも多いですが、インナードライ肌の方は乾燥が気になる部分だけワセリンを塗るのもおすすめです。

肌断食に向いている人

スキンケア・メイクによる肌荒れを起こしていた人

過度なスキンケアやメイクによる肌荒れを起こしていたという方は、肌断食の効果を感じやすいかもしれません。

スキンケア用品やメイク用品がお肌に合っていなかったという方は、それらがなくなる分お肌への負担を減らせます。

気長に待てる人

肌断食をする際は、即効性を求める方だとなかなか効果が出ず焦ってしまったり、スキンケアを再開したくなるかもしれません。

ちょっとした肌の変化に一喜一憂せず、そのうち効果が出てくるはず、と気長に待てる人は、肌断食に向いているでしょう。

【体験談】肌断食を2ヶ月続けてみた結果

筆者は約2ヶ月前から本格的な肌断食を始めることを決意し、スキンケアもメイクも一切やめました。

洗顔料を使うこともやめ、1日朝晩2回、水とぬるま湯で洗うのみです。

ここからは、実際に筆者が2ヶ月間「肌断食」をやってみた感想をご紹介します。

お肌がしっとりするように

開始後1~2日は肌のつっぱりをやや感じ、「大丈夫かな?」と思いましたが、徐々にお肌がしっとりするように。

洗顔料を使わないことで自分のお肌の油分を洗い流しすぎないため、ちょうどよい潤い感を保つことができています。

お肌のテカリが改善

もともと混合肌だった筆者は、肌断食を始める前はおでこはテカり、頬は乾燥するという状態になりがちでした。

しかし、それは油分を洗い流しすぎていたためだと判明。

肌断食をしてからはおでこのテカリも目立たなくなり、頬が乾燥する感じもなくなりました。

肌を褒められるように

肌断食を始めてから、周りからは「肌が白くなった?」「肌がツルツルになった」などと言われるように。

ファンデーションなどは一切塗っていないのにも関わらず、「ファンデーションのノリが良いね!」なんて言われることも。

今まではファンデを塗ってもメイクよれが気になって仕方がなかったので、これは嬉しい変化でした。

ニキビ跡が薄くなった!

また、肌が白くなったというのも関係しているのか、前から気になっていたニキビ跡が明らかに薄くなった気がします。

この変化は開始後1ヶ月ほどたってから。もともとニキビができやすかったのですが、ほとんどできなくなりました。

サラサラの肌質に

健康的なお肌は「つやつや」「ぷるぷる」というより「サラサラ」している、と聞いたことがありました。

実際、赤ちゃんの肌はぷるぷるというより、すべすべ、サラサラですよね?

肌断食をしてから、お肌を触った感覚がサラサラしているように感じるようになりました。

以前から、スキンケアをしている顔よりも、特に何もしていない手の甲のほうがサラサラしているのはなんで?と思っていたんですよね。

スキンケアをしない方が、肌本来の力を呼び起こし、肌が健康な状態を保ちやすくなるのかもしれません。

【体験談】肌断食を半年続けてみた結果

ここからは追記です。あれからさらに肌断食を続け、肌断食を始めてから約半年がたちました。

お肌の状態があれからどうなったのか、こちらにもまとめたいと思います。

肌を褒められる機会がさらに増えた

肌断食を2か月続けたくらいの時期でも「肌を褒められる機会が増えた」と書きましたが、さらに増えました。

肌断食を始めて約半年経つ頃には、「お肌ぴっちぴちね!」などと初対面の方にも言われるようになりました。

なんせ本当に肌に何も塗らない状態で約半年過ごしてきたわけですから、お肌もさぞかし喜んでいるのかもしれません。

肌が白くなった?と言われるように

肌断食を始めて半年くらい経つと、「肌が白くなった?」とも言われるようになりました。

日傘などでは対策していますが、日焼け止めなども一切塗っていないのに、不思議です。

肌トラブルもほとんどなし

肌断食を始めてから、ニキビなどの肌トラブルもほとんどなくなりました。

肌断食を始める前は、皮脂が増える夏なんかは特にニキビとの戦いでした。

でも、肌断食を始めてからは夏でもニキビがほとんどできなくなりましたね。

肌断食は続ける?

肌断食を続けるかどうかについては、今後も続けていこうと思っています。

スキンケアとメイクの手間がないのでとにかく楽ですし、効果も実感できている。

そうなると、肌断食をやめる理由がありません。お肌の様子を見ながら、今後も楽しく続けていこうと思います。

まとめ

今回は、肌断食のメリット・デメリットや具体的なやり方、肌断食の体験談などをご紹介しました。

今やデパコスやプチプラ、韓国ブランドのスキンケアなど、あらゆるスキンケア用品が溢れていますよね。

スキンケアに力を入れれば入れるほど、かえって肌本来の力が弱まり、スキンケア商品に「依存」してしまうことも。

お肌本来の力を取り戻したい!という方は、ぜひ肌断食を検討してみてはいかがでしょうか。

肌断食について詳しく知りたい方に☆

肌断食について詳しく知りたい方は、こちらの本もおすすめです。

筆者の方の体験談がベースになっているので、肌断食を始めてから不安が出てきた時のお助け本にもなってくれます。

これから肌断食にチャレンジする方は、肌断食のバイブルとして手元に置いておくと安心ですよ。

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