まつ毛パーマをかけたいけど、パリジェンヌと普通のマツパ、どっちにしようか迷う…!
そんな方に向け、パリジェンヌとマツパの違いや、パリジェンヌがオススメな人、マツパがオススメな人の特徴をご紹介します。
Contents
パリジェンヌとまつ毛パーマの違い
使っている薬剤が違う
パリジェンヌとまつ毛パーマでは、使用している薬剤の種類が違います。
パリジェンヌはロッドが1種類しかなく、どのお店でオーダーしても角度80度のぐいっと上がったデザインになります。
根元から上がるデザインのみしか選べないのがパリジェンヌ、カールのデザインを細かく選べるのがまつ毛パーマです。
持ちの長さが違う
パリジェンヌとマツパは、持ちの長さもやや異なります。パリジェンヌの方がまつ毛パーマよりも若干持ちが良いと言われています。
もちろん個人差はありますが、まつ毛パーマは3週間~1ヶ月前後、パリジェンヌは1ヶ月~1ヶ月半前後持ちます。
常に綺麗な状態を保ちたい方は早めにメンテナンスする方もいますが、上記の頻度でメンテナンスをする方が多いです。
初回よりも何度か施術を受けるうちに持ちも長くなる傾向にあるので、初めはスパン短め、だんだんと頻度を下げていく方が多いです。
続いて、パリジェンヌがオススメな人、まつ毛パーマがオススメな人の特徴をそれぞれご紹介します。
パリジェンヌがオススメな人
とにかくまつ毛を上げたい人
とにかくまつ毛を上げたいという方は、パリジェンヌ一択でしょう。
パリジェンヌはデザインが基本的にワンパターンで、80度の直角に根元からがっつりまつ毛を上げます。
細かいデザインにあまりこだわりはないけれど、とにかくまつ毛を長く見せたい方におすすめです。
まつ毛が弱めな人
まつ毛が弱めな人、痛みやすいという人には、まつ毛への負担が弱めなパリジェンヌがオススメです。
パリジェンヌも何もしないよりは当然まつ毛は痛みますが、薬剤がまつパよりは痛みにくいです。
また、まつ毛パーマは取れかけの時にまつ毛がチリチリになってしまいがち。それが嫌という方は、パリジェンヌを選んだ方が良いでしょう。
パリジェンヌも取れかけの時期はばらつきが出てきますが、まつパよりは取れ方が自然です。
まつ毛が短い人
まつ毛がもともと短い人は、まつパよりもパリジェンヌがおすすめです。
まつ毛が短い方がまつ毛パーマでくるんと丸いカールにしてしまうと、まつ毛がさらに短く見えてしまいます。
パリジェンヌは直角にまつ毛をあげるため、とにかく長さを出したい方におすすめです。
瞼が薄めの人
瞼薄めの方は、一重さん、二重さんに限らず、パリジェンヌが似合いやすい傾向があります。
もともと二重でなくても瞼が薄めの人は、パリジェンヌをすることで二重っぽくクセが付く方も。まぶたのリフトアップ効果もあります。
しかしこれには個人差があり、パリジェンヌをすると二重幅が狭くなるという方も。まずは一度試して合うかどうか見極めるのも良いでしょう。
二重幅が広い人
二重幅が広い方は、パリジェンヌが合う方が多いです。
二重幅が狭いと、パリジェンヌでまぶたがリフトアップされた際に、二重幅が狭くなってしまうことも。
二重幅が広い方はそのあたりが気にならずパリジェンヌのデザインを楽しむことができるでしょう。
目元が派手になりすぎるのが苦手という方は、パリジェンヌではなくまつ毛パーマにするのもおすすめです。
目に光を入れたい人
まつ毛が下がり気味だったり、奥目さんだったりで、とにかく目に光を入れて明るく見せたい方は、パリジェンヌがおすすめです。
奥目さんはパリジェンヌが似合わないという説もありますが、とにかく目力を出したい場合は、パリジェンヌが満足度が高いでしょう。
瞼が分厚かったり、彫が深くて毛先がまぶたに当たってしまうという場合でなければ、奥目さんでもパリジェンヌが合う方はいます。
奥目さんは目に光が入りにくいので、パリジェンヌをすることで一気に目元が明るく見えるという方も。
とにかくまつ毛が上がってる感が出るので、それだけでもかなり満足感を感じられる方も多いです。
続いて、まつ毛パーマがオススメな人の特徴をご紹介していきます。
まつ毛パーマがオススメな人
面長さん
面長さんには、パリジェンヌよりまつ毛パーマがおすすめです。
パリジェンヌはまつ毛を直角に持ち上げる施術法なため、目の縦長が強調され、面長も強調されてしまいます。
まつ毛パーマであればゆるやかなカールにしてもらうことも可能なので、面長が強調されづらくなります。
面長さんは、まつ毛パーマを選び「根元から上げ過ぎないデザイン」あるいは「根本は上げるけど毛先はゆるやかなカールで」とオーダーするのがおすすめです。
奥目さん
奥目さんは、まつ毛パーマが似合う方が多いです。特に瞼が分厚かったり、彫の深い方はパリジェンヌだと毛先が瞼にくっついてしまいます。
奥目さんがまつパをする際は、「根本は生え際が見えるくらいしっかり上げて、毛先は瞼につかない自然なカール」とオーダーするのがおすすめ。
オーダーの仕方次第で、目がかなり大きく見えるので、自分の目元に合ったデザインを選びましょう。
目に光を入れたい、とにかく目元をぱっちり見せたいという方は、パリジェンヌを選んでも良いかもしれません。
奥目さんの場合、はじめにパリジェンヌでオーダーし、合わなければまつパで細かくデザインを決めるというのもおすすめです。
まつ毛が長すぎる人
まつ毛が長すぎる人は、パリジェンヌが似合いにくいと言われています。
パリジェンヌにはまつ毛の根元から立ち上げるロッドしかないため、とにかくまつ毛の長さが強調されてしまいます。
したがって、自まつ毛がかなり長い方が行うとびっくりしたような顔に見えてしまうということも。
とにかく長く見せたい方には良いかもしれませんが、ナチュラルに見せたいという方は、パリジェンヌよりまつ毛パーマが良いでしょう。
奥目で彫が深い方
奥目で彫が深い方は、まつ毛パーマがおすすめです。
奥目で彫の深い方がパリジェンヌをしてしまうと、毛先が瞼の部分にあたってしまうためです。
80度に持ち上がるパリジェンヌのようなデザインではなく、まつパでゆるやかなカールをオーダーするとよいでしょう。
粘膜が強調されるのが嫌な人
パリジェンヌは根元からガッツリ上げるデザインになるため、それが苦手という方はまつ毛パーマがおすすめです。
まつ毛パーマであれば、根本はやや緩め、毛先をしっかりカールしてもらうなど細かくオーダーできます。
パリジェンヌであっても施術後1週間~3週間の間くらいでは上がり方も落ち着いてくるので、許容範囲の方はパリジェンヌでもよいでしょう。
瞼が重めの方
一重さん二重さんに限らず、瞼が重めの方はパリジェンヌよりもまつ毛パーマがおすすめです。
瞼が分厚い方はパリジェンヌのような直角な上がり方だと、まつ毛の毛先が瞼についてしまいます。
奥目の方だとさらに顕著になるので、まつ毛パーマで根本は丸め、毛先はまっすぐなデザインでオーダーするのがおすすめです。
タレ目メイクが好きな方
タレ目メイクが好きな人は、パリジェンヌよりまつ毛パーマがおすすめです。
パリジェンヌはどうしても縦にしっかり角度を出すので、目の重心が上がってしまい、タレ目にアイラインを描く場合はバランスがとりづらくなります。
また、まつパならまつ毛自体をタレ目っぽいデザインにオーダーすることもできますよ。
中顔面が気になる方
中顔面が長く見えるのが嫌という方は、パリジェンヌよりもまつ毛パーマがおすすめです。
パリジェンヌのように縦に直角に長く見えるデザインでなく、ゆるやかなカールをオーダーしましょう。
下まつ毛パーマをセットで行ったり、涙袋メイクでバランスをとるのもおすすめです。
デザインにこだわりたい人
自分好みのまつ毛の形が明確にあるという方は、まつ毛パーマがおすすめです。
パリジェンヌは基本的にロッドが1種類しかなく、80度に直角に上がるデザインのみとなります。
一方、まつ毛パーマなら、根本だけパリジェンヌのようにしっかり挙げて、毛先はゆるやかに、など細かくオーダーできます。
インスタなどの写真を持参して細かくデザインを相談したい方や、自分の目元に合うデザインを把握している方にもおすすめです。
費用を抑えたい人
費用を抑えたい方も、まつ毛パーマがおすすめ。まつ毛パーマの方がパリジェンヌより安いところが多いです。
パリジェンヌに近い仕上がりにしたい場合は「根元からしっかりあげてください」とオーダーすれば良いでしょう。
パリジェンヌの方が持つという説もあるので、パリジェンヌで頻度を下げるというのも手ですが、料金自体はまつ毛パーマの方が安いです。
それでも迷うという方に…
ここまで読んでみたけれど、やっぱりパリジェンヌとまつパ、どっちにしたらいいかわからない!という方におすすめの方法があります。
それはずばり、一回目はパリジェンヌをオーダーするということ。
パリジェンヌは基本的に80度に上がるという以外、まつ毛の上がり方などが選べません。
そのため、パリジェンヌでしっくりくれば引き続きパリジェンヌ、あまり合わないと感じれば次回以降はまつパにするのがおすすめです。
自分のまつ毛の生え方や上がり方などもわかってくるでしょうから、まつパで自分好みのオーダーに近づけていきましょう。
よくある質問(Q&A)
オーダーする際のコツは?
インスタなどで理想的なまつ毛の上がり方をしている写真などを持参して、実際に見てもらいながらデザインを決めるのが良いでしょう。
言葉だけではどうしても上手く説明しきれなかったりしますし、アイリストさんからしても、写真があった方がイメージがわきやすいでしょう。
お店によっては細かく選べるところもあるので、自分好みのデザインをしてくれるお店を根気強く探すのもおすすめです。
自分好みのデザインを模索しよう
出目さんか奥目さんか、一重か二重か、またまつ毛の長さや毛質などによって、仕上がりは変わってきます。
お店や施術を担当してくれるアイリストさんによっても仕上がりは変わってくるでしょう。
いろいろお店も検討しつつ、自分にしっくりくる施術やオーダーなどを重ねて理想に近づけていきましょう。
毛質的にパーマがかかりにくいかどうか、まつ毛が伸びるスピードなんかも個人差があります。
それに加えて、自分自身の好みの形や、顔立ちに合った形なども違いがありますよね。
二重埋没をしている方
まつ毛パーマは基本的に二重埋没の手術から1週間後から受けることができます。
まつ毛パーマの施術を受ける際に、二重埋没が取れないか心配という方もいるでしょう。
二重埋没をしている方は、施術前にアイリストさんに一言伝えておくのも良いでしょう。
メンテナンスの理想的な頻度は?
メンテナンスの頻度に関しては、まつ毛パーマは3週間~1ヶ月前後、パリジェンヌは1ヶ月~1ヶ月半前後で行う方が多いです。
まつ毛が伸びるスピードが早い方や毛質的にカールがかかりにくい方など、個人差もあるのが特徴です。
また、まつ毛を常に綺麗な形に保ちたいという方は、もう少し頻度が高くなりますが、あまり頻度を上げ過ぎるとまつ毛への負担が大きくなるので注意が必要です。
まつ毛美容液を習慣にしてまつ毛を強化しつつ、ビューラーやカールの出るタイプのマスカラで復活させるなど、できるだけ長持ちさせる工夫を行いましょう。
ここからは、筆者が実際に使ってよかったおすすめのまつ毛美容液をご紹介します。
おすすめのまつ毛美容液は?
スカルプD まつ毛美容液 プレミアム
こちらはまつげの根元に塗る際に使用しています。
普通のタイプとプレミアムがありますが、使ってみた感想としては、プレミアムの方が効果を感じられました。
プレミアムの方を使っていた時は、小さい赤ちゃんまつ毛みたいなのが頻繁に生えてきていましたね。
美容成分たっぷりなのに、ほかのまつ毛美容液と比べてお値段がお手頃なのも嬉しいポイントです。
DHC アイラッシュトニック クリア
根元に着けるまつ毛美容液のほかに、まつ毛コームのような形で使用するまつ毛美容液も併用しています。
それがこのDHCのまつ毛美容液。大手の会社が販売しているアイテムということもあり、信頼感があるというのも決め手でした。
まつ毛コーム的な役割も果たしてくれるので、美容液を塗るたびに綺麗にまつ毛を解かせるのもポイントです。
これを使うようになってから、まつ毛がまばらになりにくくなったように感じます。
個人的には、安い方のタイプで充分かなと。透明のパッケージなので、残っている美容液の量が把握できるのも嬉しいです。
まとめ
今回は、パリジェンヌとまつ毛パーマの違いや、パリジェンヌがオススメな人、まつ毛パーマがオススメな人の特徴についてまとめました。
毎日ビューラーをする手間も省けて、綺麗なカールをキープしてくれるのは嬉しいですよね。
綺麗なまつ毛を保つためにも、まつ毛美容液などでケアをしつつ、自分に合ったデザインをぜひ模索してみてください。